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【西宮市甲陽園西山町|50代|母の部屋だけ片付けられず、2年間止まっていた空き家売却事例|WT様】

担当:片岡 弘記

母が亡くなり、甲陽園西山町の実家が空き家になりました。

父はすでに他界しており、私と弟で家財を整理することになりました。

リビング。

台所。

物置。

少しずつ片付けは進みました。

しかし、母の寝室だけは二人とも入ることができませんでした。

ベッドの横には読みかけの本。

鏡台には母が使っていた化粧品。

クローゼットには季節ごとにきれいに並べられた洋服。

部屋の扉を開けるたびに母がまだそこにいるような気がして、結局そのまま閉めてしまう。

そんな状態が2年近く続きました。

その間も固定資産税や庭の管理費用はかかり続けます。

台風の後には、

「瓦は大丈夫だろうか。」

大雨の日には、

「雨漏りしていないだろうか。」

と心配になりました。

弟と相談し、まず売却するかどうかを決める前に、インフィニティエステートさんへ相談しました。

担当の方から、

「全部片付けてからでなくても、まず家の状態を確認できます。」

と言っていただき、気持ちが少し楽になりました。

建物の状態、家財整理に必要な費用、現状で販売する方法を比較してもらい、兄弟で売却を決断しました。

最後に母の部屋を整理した日、鏡台の引き出しから私と弟が小学生の頃に書いた母の日の手紙が出てきました。

二人で笑いながら読み、その手紙だけはそれぞれ一枚ずつ持ち帰りました。

販売開始後、甲陽園エリアで戸建を探していたご家族とのご縁があり、無事に成約。

引渡しの日は寂しさもありました。

しかし2年間閉めたままだった母の部屋にも再び朝の光が入り、新しい暮らしが始まると思うと、ようやく前を向けた気がしました。

担当者より

この度は西宮市甲陽園西山町の相続空き家売却をお任せいただきありがとうございました。

相続した実家の売却では、「家財をすべて処分しなければ相談できない」と思われている方も少なくありません。

今回は建物の状態と家財の量を確認し、整理に必要な費用と販売方法を比較した上で、ご家族のペースに合わせて進めました。

空き家は所有期間が長くなるほど、固定資産税だけでなく、庭木の管理や建物劣化への心配も増えていきます。

今回は売却を急がせるのではなく、まず現状を把握することから始めたことで、ご兄弟が納得できる形で新しいご家族へ住まいを引き継ぐことができました。

片岡 弘記

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