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【西宮市小松南町|60代|「父の代から住んでいる入居者さんに、退去をお願いしたくありませんでした」相続した貸家の売却事例|AEJ様】

担当:片岡 弘記

父から相続した西宮市小松南町の不動産には、古い貸家が建っていました。

入居されている方は父の代から長く住んでくださっており、私たち兄妹も顔を知っている方でした。

相続後もしばらく家賃をいただきながら所有していましたが、建物も古くなり、今後の管理や修繕を考えて売却を検討するようになりました。

ただ、一番気になったのは入居者さんのことでした。

「売るなら、出て行ってもらわないといけないのだろうか。」

そう考えると、なかなか話を進めることができませんでした。

インフィニティエステートさんへ相談したところ、入居者様との賃貸借関係を確認したうえで、賃貸中の不動産として売却する方法も検討できると説明していただきました。

私たちが希望したのは、

「できれば今の方に、そのまま住んでもらいたい。」

ということでした。

そこで賃貸借契約や現在の家賃、建物の状況などを整理し、入居者様がいる状態を前提に販売していただきました。

当然、普通の住宅を探している方ではなく、賃貸物件として所有したい方が対象になります。

何人か検討していただいた中で、現在の賃貸借関係を引き継いで運用したいという方から購入のお申し込みをいただきました。

売却が決まった後も、所有者が変わることについて必要な案内をしていただき、入居者さんにも引き続き暮らしていただけることになりました。

父が長くお付き合いしてきた方だったので、無理に退去をお願いせずに済んだことが何より安心でした。

不動産を売却しても、そこに住んでいる方の生活まで変える必要はない場合があることを、今回初めて知りました。

担当者より

今回の不動産には、売主様と買主様以外に、もう一人忘れてはいけない方がいました。

**現在暮らしている入居者様です。**

売主様から最初に伺った希望も、

「できれば退去をお願いしたくありません。」

というものでした。

そこで今回は、空室にして一般の住宅として売却することを前提にせず、現在の賃貸借関係を確認するところから始めました。

賃料はいくらなのか。

契約内容はどうなっているのか。

現在どのような管理をしているのか。

建物について今後どのような維持管理が考えられるのか。

こうした情報を整理し、**「人が住んでいる古い戸建」ではなく、「現在賃料収入がある賃貸不動産」**として検討できる状態を整えました。

この違いは、販売相手にも影響します。

自分で住む家を探している方ではなく、賃貸経営を考えている方へ届ける必要があるからです。

最終的に購入された方も、現在の入居者様との関係を引き継ぐことを前提に検討されました。

売買が成立すると、不動産の所有者は変わります。

しかし、そこに暮らす方の日常は続いていきます。

今回、私たちが大切にしたのは、売主様の資産整理、買主様の投資判断、そして入居者様の生活という3つをできるだけ無理なくつなぐことでした。

**不動産売却は、所有者だけを見て進めるものではない案件もあります。**

今回の西宮市小松南町のご売却は、入居者様への配慮という売主様の希望を残しながら、次の所有者様へ賃貸経営を引き継ぐことができた事例でした。

片岡 弘記

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