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【2026年最新】芦屋市で不動産売却を検討中の方へ!境界確定の基本とトラブルを防ぐ進め方を解説

芦屋市不動産売却

片岡 弘記

筆者 片岡 弘記

不動産キャリア10年

「大手仲介業者で売上トップ」の経験を活かし、西宮市をはじめ阪神間の不動産売却・購入を全力でサポートいたします。査定・相談は無料で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。誠実でスピーディーな対応をお約束いたします。

芦屋市で戸建てや土地を売るときは、売り出す前に隣地との境界を確定しておくとトラブルを防げます。公図などの資料の見方、境界確定測量の進め方、隣地と合意できない場合の対処法を解説します。

自宅の戸建てや土地を手放そうと考えたとき、多くの方が気にされるのは価格や売れるまでの期間です。しかし、隣地との境界があいまいなまま売り出すと、売却後に買主とトラブルになったり、契約の手続きが進まなかったりすることがあります。

この記事では、相続や住み替えを考え始めた60代の方に向けて、売却前に境界確定が大切な理由、境界を確認する資料の見方、境界確定測量の進め方、売却を円滑に進めるための準備を解説します。

この記事でわかること

  • 売却前に隣地との境界を確定しておくべき理由
  • 公図・地積測量図などの資料の見方と注意点
  • 境界確定測量の進め方と、隣地と合意できない場合の対処法

芦屋市で売却前に境界確定が大切な理由

土地の売買では、売主が買主に境界を明示して引き渡すのが一般的です。境界があいまいなまま売り出すと、価格や売れるまでの期間、相続にも影響します。

  • 境界があいまいだと、買主が越境や面積のトラブルを心配して購入をためらう
  • 芦屋市は土地の単価が高く、面積のわずかな違いが価格に影響しやすい
  • 相続の前に境界を整理しておくと、家族の負担を減らせる

詳しく解説していきます!

①境界があいまいだと、買主が越境や面積のトラブルを心配して購入をためらいます

境界がはっきりしない土地は、塀や樹木の越境、土地の面積をめぐって、購入後に隣地とトラブルになる心配があります。そのため、買主が値下げを求めたり、購入を見送ったりすることがあります。

土地の売買契約では、売主が引渡しまでに境界を明示することを条件にするのが一般的です。買主の金融機関から、担保となる土地の範囲について確認を求められることもあるため、売り出す前に境界の状況を確認しておきましょう。

②芦屋市は土地の単価が高く、面積のわずかな違いが価格に影響しやすくなります

国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引データ(2025年4月〜2026年3月)より、芦屋市の土地の価格中央値は7,650万円、坪単価の中央値は129.9万円です。

土地の単価が高いエリアでは、境界の位置が少し違うだけでも、土地の価格に影響しやすくなります。測量した面積で売買する「実測売買」を求められることもあるため、境界と面積を正確に把握しておくことが大切です。実際の売却価格は物件の状態・立地等により異なります。

③相続の前に境界を整理しておくと、家族の負担を減らせます

境界があいまいなまま相続が発生すると、相続人が現地の状況や隣地とのこれまでの経緯を把握できず、遺産の分け方を決めたり売却したりするときに、時間と費用が余計にかかることがあります。

隣地の所有者が代替わりすると、立会いや話し合いが難しくなることもあります。経緯を知っている今のうちに境界を整理しておくことは、将来土地を引き継ぐ家族の安心にもつながります。

一戸建て・土地の境界を確認する資料の見方

境界の確認は、まず法務局などの資料でおおまかな状況を把握することから始めます。資料ごとにわかることと注意点を押さえておきましょう。

  • 法務局の登記事項証明書・公図・地積測量図で、地番や面積、形を確認する
  • 公図は現地の境界と一致しないことがあるため、そのまま信用しない
  • 市役所の地番参考図や地籍調査の状況も、参考として確認する

詳しく解説していきます!

①法務局の登記事項証明書・公図・地積測量図で、地番や面積、形を確認します

境界の確認でまず取得したいのは、法務局の登記事項証明書(地番・地目・面積)、公図(土地の位置と形)、地積測量図(測量にもとづく形と面積)です。

地積測量図は、土地を分筆したときなどに作られる図面で、すべての土地にあるとは限りません。作成された時期が古い場合は、現在の測量の精度と異なることもあるため、作成年もあわせて確認しましょう。

②公図は現地の境界と一致しないことがあるため、そのまま信用しません

公図の多くは「地図に準ずる図面」と呼ばれ、土地のおおまかな位置や形を示すもので、距離や面積は正確でないことがあります。地域によっては、明治時代の地租改正のころに作られた図面をもとにしたものもあります。

そのため、公図と現地の塀や生け垣、境界標の位置がずれていることもあります。公図だけで境界を判断せず、現地の状況と照らし合わせ、必要に応じて測量を行いましょう。

③市役所の地番参考図や地籍調査の状況も、参考として確認します

市町村が固定資産税のために作成している地番参考図は、地番の配置を知る手がかりになりますが、土地の権利関係や正確な境界を示すものではありません。

また、国土調査法にもとづく地籍調査が終わっている地域では、境界と面積を調べた地籍図が法務局に備え付けられています。自宅の地域で地籍調査や街区の境界調査が行われているかは、市役所の担当窓口で確認しておくと安心です。

隣地との境界を確定させる進め方と費用の考え方

隣地との境界を正式に確認するには、土地家屋調査士に境界確定測量を依頼するのが一般的です。進め方と、費用・期間の考え方を確認しましょう。

  • 境界確定測量は、資料調査・測量・立会い・境界標の設置の順に進める
  • 費用と期間は、土地の広さや隣地の数、道路との境界確認の有無で変わる
  • 費用の負担や測量の範囲は、事前に書面で確認する

詳しく解説していきます!

①境界確定測量は、資料調査・測量・立会い・境界標の設置の順に進めます

進め方
土地家屋調査士が、法務局や市役所の資料を調べ、現地を測量し、隣地の所有者の立会いのもとで境界を確認します。合意できたら境界標を設置し、境界確認書を取り交わして、確定測量図を作成します。
現況測量との違い
隣地の所有者の立会いを行わず、今の塀などの位置を測るだけの測量は「現況測量」と呼ばれます。売買で境界を明示するには、立会いを経た確定測量が求められることが多くあります。

②費用と期間は、土地の広さや隣地の数、道路との境界確認の有無で変わります

費用が変わる条件
費用は、土地の広さや形、隣接する土地の数、道路など市や県が管理する土地(官有地)との境界確認が必要かどうかによって大きく変わります。
期間の目安と比べ方
官有地との境界確認や、隣地の所有者との日程調整が必要な場合は、数か月かかることもあります。複数の土地家屋調査士から見積もりを取り、作業の範囲や立会いの回数、作成する図面の内容まで比べて選びましょう。

③費用の負担や測量の範囲は、事前に書面で確認します

費用の負担
売却のための境界確定測量は、売主が費用を負担するのが一般的です。買主との間で境界の明示をどこまで行うかを、売買契約書で確認しておきましょう。
面積が変わった場合
測量の結果、登記の面積と実際の面積が異なる場合は、登記の面積を正しく直す地積更正登記を行うことがあります。売買代金を実測の面積で精算するかどうかも、契約前に決めておきます。

60代のオーナーが売却を円滑に進めるための準備

境界の問題は、時間に余裕があるほど落ち着いて対応できます。手元の資料の整理から、合意できない場合の対処法まで確認しておきましょう。

  • 手元の資料を集め、現地の境界標や塀の位置を確認する
  • 売却の時期から逆算し、測量や立会いを早めに始める
  • 隣地と合意できない場合は、法務局の筆界特定制度を利用する方法がある

詳しく解説していきます!

①手元の資料を集め、現地の境界標や塀の位置を確認します

まずは、購入時の売買契約書や測量図、建物の配置図、隣地と取り交わした書面など、手元にある資料を一か所にまとめましょう。

あわせて自宅の周りを一周し、境界標(コンクリート杭や金属プレートなど)があるか、ブロック塀や生け垣、側溝の位置が資料と大きくずれていないかを確認しておくと、測量の相談がスムーズになります。

②売却の時期から逆算し、測量や立会いを早めに始めます

境界確定測量は、隣地の所有者の都合や官有地との境界確認によって、想定より時間がかかることがあります。住み替えや相続の予定がある場合は、売り出す時期から逆算して、早めに不動産会社や土地家屋調査士に相談しましょう。

測量を売り出しの前に済ませるか、売買契約の後に行うかは、物件の状況や買主の希望によって選べます。どちらが適しているかも含めて相談すると安心です。

③隣地と合意できない場合は、法務局の筆界特定制度を利用する方法があります

隣地の所有者と境界について合意できない場合や、所有者がわからず立会いができない場合は、法務局の筆界特定制度を利用する方法があります。筆界特定登記官が、専門家の意見を踏まえて、登記上の境界(筆界)の位置を示す制度です。

それでも解決しない場合は、裁判所の境界確定訴訟という方法もありますが、時間と費用がかかります。まずは丁寧な説明と話し合いで合意を目指し、難しい場合は早めに専門家へ相談しましょう。

まとめ:境界を確定して、安心して売却を進めましょう

境界があいまいなまま売り出すと、価格の下落や売却の長期化、売却後のトラブルにつながるおそれがあります。相続や住み替えも見据えて、早めに境界を整理しておきましょう。

  • 境界があいまいだと、買主が越境や面積のトラブルを心配して購入をためらう
  • 公図は現地と一致しないことがあるため、資料と現地をあわせて確認する
  • 境界確定測量は土地家屋調査士に依頼し、隣地の立会いを経て境界標を設置する
  • 隣地と合意できない場合は、法務局の筆界特定制度を利用する方法がある

株式会社インフィニティエステートについて

株式会社インフィニティエステートは、西宮市を中心に不動産の売却・購入をサポートしている不動産会社です。

  • 弁護士・税理士・司法書士などの専門家と連携したトータルサポート
  • 相続不動産の専門コンサルティング(一般社団法人相続診断協会に加盟)
  • 西宮市を中心とした地域密着の売却戦略(芦屋市・尼崎市・宝塚市にも対応)
  • 売買仲介・買取・コンサルティングから最適なプランをオーダーメイドで提案
  • 阪急神戸本線「夙川」駅から徒歩1分

境界が確定していない土地や戸建ての売却も、土地家屋調査士と連携しながら、測量の要否や売却の進め方をご提案しています。周辺で売り出されている物件は芦屋市の売買物件を見るからご覧いただけます。

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