お客様の声
【西宮市甲陽園本庄町|70代|「父が施設に入っても、実家だけは残しておくべきだと思っていました」空き家になる前に決断した戸建売却事例|AFB様】
担当:片岡 弘記
担当者より
今回のご相談で印象に残っているのは、ご家族から最初にいただいた、
「まだ父が元気なのに、実家を売る話をするのは早いでしょうか。」
という質問です。
私たちから「売った方がいい」「残した方がいい」と決めることはできません。
今回、最も大切だったのは、**不動産の所有者であるお父様がどう考えているのか**でした。
ご家族は「父は実家を残したいはず」と考えておられました。
一方、お父様は「子どもたちに管理の負担を残したくない」と考えておられました。
同じ家を大切に思っていても、考えていたことは違っていたのです。
そこで今回は、査定価格の説明より前に、ご本人とご家族の意思を確認する時間を取りました。
高齢の所有者様が不動産を売却される場合には、ご本人の意思能力や契約手続きについて慎重な確認が必要になることがあります。
状況によっては司法書士や弁護士など、専門家との連携が必要になるケースもあります。
だからこそ、
**「将来相続する予定だから、家族が決めればよい」**
という進め方にはしません。
今回、お父様ご自身に売却意思があり、必要な確認を行ったうえで販売へ進みました。
もう一つ大切にしたのが、販売開始を急ぎ過ぎないことでした。
ご家族には一度実家へ集まっていただき、写真や思い出の品などを確認する時間を取っていただきました。
不動産売却では、早く市場へ出すことが最優先とは限りません。
特に長年暮らした実家の場合、**家族が気持ちを整理するための時間も売却準備の一部**だと考えています。
今回の西宮市甲陽園本庄町の戸建売却は、「空き家になったから売る」という単純なものではありませんでした。
お父様の意思、ご家族の気持ち、今後の管理負担。
それぞれを確認した結果として売却を選ばれました。
**相続してから考えるのではなく、所有者本人が意思を伝えられる時に家族で不動産の将来について話し合う。**
今回の取引は、不動産を手放すだけではなく、ご家族が実家の次の役割を一緒に決められた事例だったと感じています。
他のお客様の声
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父から相続した西宮市苦楽園四番町の実家を、妹と相談して売却することになりました。
庭の隅には、父が園芸用品や工具を入れていた古い収納庫がありました。
かなり前から置かれていたので、売却が決まれば中身を出して、収納庫自体も業者に運んでもらえばよいと思っていました。
インフィニティエステートさんと庭を確認した際、「この収納庫は地面に固定されていますか」と聞かれました。
私たちは置いてあるだけだと思っていましたが、中の荷物を出して底の部分を見ると、コンクリート部分に金具で固定されている箇所が確認できました。
いつ施工したものなのか、父から聞いた記憶はありません。
販売開始後、庭を広く使いたいというご家族が内覧に来られ、「この物置は撤去してもらえますか」と質問されました。
担当の方は、収納庫だけを運び出せば終わるとは限らず、固定金具や設置部分をどこまで撤去するかも確認した方がよいと説明してくださいました。
そこで撤去業者に現地を見てもらい、収納庫本体と固定部分を確認したうえで見積りを取りました。
買主様とも引渡し時の状態を打ち合わせ、収納庫は撤去することで話がまとまり、その後購入申込みをいただきました。
父にとっては便利な物置でも、次の方には不要な設備になることがあります。
「撤去する」の一言だけで済ませず、どの状態まで戻すのかを先に決めてもらえたので、引渡し前に慌てずに済みました。
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子どもたちが独立し、夫婦二人の生活に合う住まいへ移るため、芦屋市翠ケ丘町の「パーク・ハイム芦屋翠ケ丘」を売却することになりました。
キッチンの吊戸棚は長年普通に使っていましたが、以前、扉が急に開けにくくなったことがありました。
その時は何度か触っているうちに開いたので、「古くなって少し調子が悪いのかな」と思っただけでした。
インフィニティエステートさんと室内設備を確認していた時、担当の方が扉の内側に小さな部品が付いていることに気付きました。
「耐震ラッチのような部品がありますが、取扱説明書は残っていますか」と聞かれ、初めてその存在を知りました。
書類を探すと、キッチン設備の説明書が残っていました。
内覧に来られたご夫婦も収納内部を確認され、奥様から「地震の時に扉が開かないようになるものですか」と質問がありました。
担当の方は、部品が付いていることと説明書に記載された内容を案内しつつ、現在の性能や地震時の作動まで保証できるものではないと説明してくださいました。
また、開閉に違和感が出た場合には、無理に操作せずメーカーや専門業者へ確認する方法も伝えてもらいました。
買主様は説明書も一緒に引き継げることを喜んでくださり、その後購入申込みをいただきました。
毎日使っていたキッチンでも、知らない機能があるものだと驚きました。
説明書を捨てずに残していたことが、最後に役立って良かったです。
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母から相続した西宮市柏堂町の実家を、妹と相談して売却することになりました。
キッチン横の勝手口には網戸が付いていました。昔から見慣れていたので、私たちは建築当初から付いている設備だと思っていました。
インフィニティエステートさんと室内を確認していた時、担当の方が網戸を動かすと途中で少し引っ掛かりました。
「以前からこの状態でしたか」と聞かれましたが、母しか使っていなかったため分かりませんでした。
妹に聞くと、「お母さんが虫が入ると言って、後から何か付けてもらった気がする」と言います。
家の書類を探しましたが、網戸を設置した時の資料までは見つかりませんでした。
内覧に来られたご夫婦は、キッチンから外へ出られる勝手口を気に入ってくださいました。
奥様から「この網戸もこのまま使えますか」と聞かれた際、担当の方は後付けされた可能性があること、現在は開閉時に引っ掛かりがあることをそのまま説明してくださいました。
買主様からは「網戸は便利なので、現状のまま残してください」と希望がありました。
ただし、今後の調整や交換については必要に応じて専門業者へ相談していただくことになりました。
私たちにとっては昔からある当たり前の設備でしたが、売却して初めて「いつ、誰が付けたのか」を考えました。
分からないことまで決めつけず、今の状態をきちんと伝えて引き継げたので安心しました。
母はすでに亡くなっており、私たち兄妹もそれぞれ家庭を持っています。
それでも最初は、実家を売るという考えにはなれませんでした。
父が何十年も暮らした家です。
私たち兄妹が育った場所でもあります。
「もしかしたら父が戻りたいと言うかもしれない。」
「相続するまで残しておいてもいいのでは。」
そんな話を家族でしていました。
ところが誰も住まなくなって数か月すると、現実的な問題が出てきました。
庭の草木は伸びますし、郵便物の確認や換気のために誰かが定期的に行かなければなりません。
台風の後には、
「屋根や窓は大丈夫かな。」
と心配になり、仕事帰りに見に行ったこともありました。
そこで一度、インフィニティエステートさんへ相談することにしました。
私たちは、
「父が生きている間に、子どもたちだけで売却の話を進めていいのでしょうか。」
というところから聞きました。
すると、まず確認すべきなのは所有者である父自身の意思だと説明していただきました。
そこで父にも話をしました。
売却を嫌がると思っていたのですが、父から返ってきたのは、
「もう戻らないと思う。お前たちに家の管理で迷惑をかけたくない。」
という言葉でした。
その言葉を聞いて、兄妹の気持ちも変わりました。
インフィニティエステートさんには父とも話をしていただき、売却の流れを説明してもらいました。
販売を始める前には、家族で実家に集まりました。
アルバムや母の写真、父が大切にしていたものを一つずつ確認しました。
不思議なもので、売却を決める前は「家そのものを残したい」と思っていたのに、思い出の品を整理すると、残したかったのは建物だけではなかったことに気付きました。
その後、甲陽園周辺で戸建を探していたご家族に購入していただくことになりました。
契約の報告を父にすると、
「若い家族が住んでくれるなら、その方が家も喜ぶな。」
と言っていました。
実家を手放すことには寂しさがあります。
でも、空き家のまま何年も残すのではなく、父自身が判断できる時に家族で話し合えたことが、私たちにとって一番良い売却だったと思っています。