お客様の声

【西宮市若草町一丁目|60代|「父の代からの月極駐車場。空きが増えても、売るという発想がありませんでした」土地売却事例|AFP様】

担当:片岡 弘記

西宮市若草町一丁目の土地は、父が長年、月極駐車場として貸していました。

私が子どもの頃から駐車場だったので、

「この土地は駐車場として持っておくもの。」

という感覚がありました。

父から引き継いだ後も、そのまま経営を続けました。

以前はほとんどの区画が埋まっていたのですが、少しずつ空きが出るようになりました。

募集すると新しい契約が決まることもあります。

ただ、また別の車が解約になる。

そんな状態が続きました。

駐車場なので建物のような大きな修繕はありませんが、清掃や雑草、ライン、契約管理など、細かなことはあります。

私も60代になり、

「あと10年、20年と自分で管理するのかな。」

と考えるようになりました。

子どもたちに聞いても、

「将来、駐車場経営を引き継ぐつもりはない。」

という返事でした。

そこでインフィニティエステートさんへ相談しました。

最初は、

「空き区画を埋める方法を相談しよう。」

くらいの気持ちでした。

ところが土地の場所や形状、周辺環境を見てもらった後、

「駐車場として持ち続ける場合と、土地として売却する場合の両方を比較してみませんか。」

と言われました。

そこで初めて「売却」という選択肢を現実的に考えました。

現在の賃料収入。

固定資産税などの負担。

今後の管理。

土地として売却した場合の想定価格。

それぞれを整理してもらいました。

もちろん、持ち続ければ今後も賃料収入が入る可能性があります。

そのため、

「売るのはもったいないかな。」

と何度も考えました。

一方で、子どもが引き継がない土地を、私がいつまで管理するのかという問題も残ります。

家族で話し合った結果、

「元気なうちに自分で整理しておこう。」

と売却を決めました。

駐車場の契約状況を確認しながら販売準備を進め、最終的には住宅用地として検討されていた方とのご縁がまとまりました。

契約が終わった後、土地を見に行きました。

ずっと駐車場だった場所なので、少し寂しい気持ちはありました。

でも、

「父から預かっていた土地の次を、自分で決められた。」

という気持ちの方が大きかったです。

収入がある不動産だから持ち続ける。

以前はそれしか考えていませんでした。

今回、持つことにもコストや管理があると分かり、売却まで含めて考えられたことが良かったと思っています。

担当者より

今回のご相談で、売主様が最初におっしゃったのは、

「駐車場なので、持っていれば家賃は入ります。」

という言葉でした。

その通りです。

収入を生んでいる不動産を売却する場合、

**「売れる価格」だけを見て判断することはできません。**

売却すれば、将来受け取れる可能性のある賃料収入を手放すことになります。

そこで今回は、まず「売ることありき」にはしませんでした。

現在の稼働状況。

年間の賃料収入。

固定資産税などの保有コスト。

募集・契約・現地管理の負担。

今後の承継予定。

そして土地として売却する場合の市場性。

これらを並べて考えました。

特に重要だったのが、**時間軸**です。

今年いくら収入があるかだけではなく、

5年後はどうするのか。

10年後は誰が管理するのか。

次の世代は所有を希望しているのか。

そこまで考えると、判断が変わることがあります。

また、月極駐車場を売却する場合には、利用者様との契約内容や引渡し条件なども確認する必要があります。

「土地として売るから、明日から駐車場を閉める」という単純な進め方ではありません。

今回も契約状況を確認しながら売却スケジュールを組み立てました。

そしてもう一つ確認したのが、**土地の次の用途です。**

現在が駐車場だからといって、購入者様も駐車場経営を目的とするとは限りません。

土地の形状、接道、法令上の条件、周辺の住宅需要などを確認すると、住宅用地として検討する購入者様も対象になります。

今回の西宮市若草町一丁目の売却は、

「空きが増えたから駐車場を処分した」

という事例ではありません。

**保有を続ける価値と、今売却する価値を比較し、ご家族の将来まで含めて結論を出された事例です。**

収益を生んでいる不動産ほど、「売る・売らない」を価格だけで決めない。

保有期間、収益、管理、承継、土地としての市場性まで確認することが、長期保有不動産の出口を考えるうえで大切だと考えています。

片岡 弘記

他のお客様の声

お客様の声一覧