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【芦屋市浜芦屋町|芦屋浜町アーバンライフ|60代|「母の荷物を見るたび手が止まり、1年以上マンションをそのままにしていました」相続マンション売却事例|AFE様】

担当:片岡 沙織

母が亡くなり、芦屋市浜芦屋町の「芦屋浜町アーバンライフ」を相続しました。

相続手続き自体は終わっていたのですが、マンションだけは1年以上そのままでした。

理由は、母の荷物です。

食器棚には普段使っていたお皿が残り、クローゼットには洋服、押し入れには布団や昔のアルバム。

冷蔵庫やテレビなどの家電もそのままでした。

最初は、

「少しずつ片付ければいい。」

と思っていました。

ところがマンションへ行くたび、母が生活していた時のままの部屋を見ると手が止まりました。

洋服を一枚処分するだけでも、

「これは母がよく着ていたな。」

と思い出してしまいます。

結局、何もできずに帰った日もありました。

それでも管理費や修繕積立金、固定資産税などはかかります。

誰も住んでいない部屋のために支払いだけが続き、

「そろそろ売らないと。」

とは思っていました。

ただ私は、室内を全部空にして、きれいにしてからでなければ不動産会社には相談できないと思い込んでいました。

インフィニティエステートさんへ相談した時も、

「まだ荷物がいっぱい残っているんですが……。」

と最初に伝えました。

すると、

「その状態で一度見せてください。売却するために何を先にする必要があるのか、一緒に整理しましょう。」

と言っていただきました。

現地を見てもらい、まず家族で残したい物を選ぶことになりました。

写真。

アルバム。

母の手紙。

アクセサリー。

思い入れのある食器。

「処分する物」から考えるのではなく、「残したい物」から選んだことで、少しずつ整理できるようになりました。

その後、売却に向けて必要な範囲で家財を整理し、芦屋浜町アーバンライフの販売を開始しました。

内覧に来られたご夫婦から購入申込みをいただき、無事に契約することができました。

今振り返ると、1年間動けなかった最大の理由は、マンションが売れないからではありませんでした。

「全部片付けてから相談しなければいけない。」

と自分で最初のハードルを高くしていたからだと思います。

母の物を整理する時間も取れましたし、最後は納得して部屋を引き渡すことができました。

もっと早く相談だけでもしておけばよかった。

それが今回の売却を終えた今、一番感じていることです。

担当者より

今回の査定で玄関を開けた時、室内には家具や家電、生活用品が残っていました。

売主様は申し訳なさそうに、

「こんな状態ですみません。」

とおっしゃいました。

しかし、相続不動産のご相談では決して珍しいことではありません。

むしろ私たちが気になったのは、家財の量ではなく、

**「片付けが終わるまで売却相談をしてはいけない」と売主様が考えていたこと**でした。

相続したマンションの売却では、

相続登記。

家財整理。

査定。

販売準備。

売却活動。

これらを必ずしもすべて一つずつ完了させてから次へ進めなければならないわけではありません。

物件や手続きの状況によっては、並行して準備できることもあります。

今回も最初から、

「全部処分してください。」

とはお願いしませんでした。

最優先にしたのは、ご家族が残したい物を確認することです。

一度処分した思い出の品は戻せません。

不動産の販売スケジュールを優先するあまり、ご家族が後悔する整理にはしたくありませんでした。

そのうえで、販売や引渡しに向けて何を、いつまでに整理する必要があるのかを決めていきました。

ここで大切なのは、

**「売却相談できる状態」と「引渡しできる状態」は同じではない**

ということです。

売却を考え始めた段階で室内が完全に空になっている必要はありません。

現状を確認できれば、そこから必要な準備を逆算できるケースがあります。

今回の芦屋市浜芦屋町「芦屋浜町アーバンライフ」の売却では、1年以上止まっていた状況を、大掛かりな作業から始めたわけではありません。

最初に行ったのは、

**「今の状態のまま相談していただくこと」**

でした。

相続した不動産は、建物だけを受け継ぐものではありません。

そこにはご家族の生活用品や思い出も残っています。

だからこそ、片付けを急かすのではなく、ご家族が気持ちを整理できる順番と、不動産売却に必要な順番を調整しながら進めることも、相続不動産売却では大切だと考えています。

片岡 沙織

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