お客様の声
【芦屋市浜芦屋町|芦屋浜町アーバンライフ|60代|「母の荷物を見るたび手が止まり、1年以上マンションをそのままにしていました」相続マンション売却事例|AFE様】
担当:片岡 沙織
担当者より
今回の査定で玄関を開けた時、室内には家具や家電、生活用品が残っていました。
売主様は申し訳なさそうに、
「こんな状態ですみません。」
とおっしゃいました。
しかし、相続不動産のご相談では決して珍しいことではありません。
むしろ私たちが気になったのは、家財の量ではなく、
**「片付けが終わるまで売却相談をしてはいけない」と売主様が考えていたこと**でした。
相続したマンションの売却では、
相続登記。
家財整理。
査定。
販売準備。
売却活動。
これらを必ずしもすべて一つずつ完了させてから次へ進めなければならないわけではありません。
物件や手続きの状況によっては、並行して準備できることもあります。
今回も最初から、
「全部処分してください。」
とはお願いしませんでした。
最優先にしたのは、ご家族が残したい物を確認することです。
一度処分した思い出の品は戻せません。
不動産の販売スケジュールを優先するあまり、ご家族が後悔する整理にはしたくありませんでした。
そのうえで、販売や引渡しに向けて何を、いつまでに整理する必要があるのかを決めていきました。
ここで大切なのは、
**「売却相談できる状態」と「引渡しできる状態」は同じではない**
ということです。
売却を考え始めた段階で室内が完全に空になっている必要はありません。
現状を確認できれば、そこから必要な準備を逆算できるケースがあります。
今回の芦屋市浜芦屋町「芦屋浜町アーバンライフ」の売却では、1年以上止まっていた状況を、大掛かりな作業から始めたわけではありません。
最初に行ったのは、
**「今の状態のまま相談していただくこと」**
でした。
相続した不動産は、建物だけを受け継ぐものではありません。
そこにはご家族の生活用品や思い出も残っています。
だからこそ、片付けを急かすのではなく、ご家族が気持ちを整理できる順番と、不動産売却に必要な順番を調整しながら進めることも、相続不動産売却では大切だと考えています。
他のお客様の声
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西宮市若草町一丁目の土地は、父が長年、月極駐車場として貸していました。
私が子どもの頃から駐車場だったので、
「この土地は駐車場として持っておくもの。」
という感覚がありました。
父から引き継いだ後も、そのまま経営を続けました。
以前はほとんどの区画が埋まっていたのですが、少しずつ空きが出るようになりました。
募集すると新しい契約が決まることもあります。
ただ、また別の車が解約になる。
そんな状態が続きました。
駐車場なので建物のような大きな修繕はありませんが、清掃や雑草、ライン、契約管理など、細かなことはあります。
私も60代になり、
「あと10年、20年と自分で管理するのかな。」
と考えるようになりました。
子どもたちに聞いても、
「将来、駐車場経営を引き継ぐつもりはない。」
という返事でした。
そこでインフィニティエステートさんへ相談しました。
最初は、
「空き区画を埋める方法を相談しよう。」
くらいの気持ちでした。
ところが土地の場所や形状、周辺環境を見てもらった後、
「駐車場として持ち続ける場合と、土地として売却する場合の両方を比較してみませんか。」
と言われました。
そこで初めて「売却」という選択肢を現実的に考えました。
現在の賃料収入。
固定資産税などの負担。
今後の管理。
土地として売却した場合の想定価格。
それぞれを整理してもらいました。
もちろん、持ち続ければ今後も賃料収入が入る可能性があります。
そのため、
「売るのはもったいないかな。」
と何度も考えました。
一方で、子どもが引き継がない土地を、私がいつまで管理するのかという問題も残ります。
家族で話し合った結果、
「元気なうちに自分で整理しておこう。」
と売却を決めました。
駐車場の契約状況を確認しながら販売準備を進め、最終的には住宅用地として検討されていた方とのご縁がまとまりました。
契約が終わった後、土地を見に行きました。
ずっと駐車場だった場所なので、少し寂しい気持ちはありました。
でも、
「父から預かっていた土地の次を、自分で決められた。」
という気持ちの方が大きかったです。
収入がある不動産だから持ち続ける。
以前はそれしか考えていませんでした。
今回、持つことにもコストや管理があると分かり、売却まで含めて考えられたことが良かったと思っています。
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芦屋市西山町の「パーク・ハイム芦屋三条町ヒルズ」を売却したのは、子どもたちが独立し、夫婦二人には少し広く感じるようになったためです。
長く暮らしたマンションでしたので、できれば納得できる価格で売りたいと思っていました。
販売開始から何組か内覧があり、その中のご夫婦から購入申込みをいただきました。
喜んだのも束の間、提示された価格を見ると、売出価格から200万円の値引き希望でした。
私はすぐに、
「200万円も下げるなら断ります。」
と言いました。
まだ販売を始めてそれほど時間も経っていません。
夫も、
「もう少し待てば、もっと高く買ってくれる人がいるんじゃないか。」
という考えでした。
ところがインフィニティエステートさんから、
「価格だけで返事をする前に、申込み条件を全部確認してみませんか。」
と言われました。
そこで初めて、価格以外の条件を詳しく聞きました。
買主様の資金計画。
契約を希望されている時期。
引渡し時期。
室内に残す予定だった設備などの扱い。
私たちの住み替え予定との相性。
一つずつ見ていくと、こちらにとって都合の良い条件も含まれていました。
特に助かったのが引渡し時期です。
私たちは新居の準備に少し時間が必要だったため、急いで退去する必要がない条件でした。
また買主様がこの部屋をかなり気に入ってくださっていることも、内覧時の様子から聞いていました。
それでも200万円をそのまま受け入れるのではなく、こちらから条件を提示して再度調整していただきました。
何度かやり取りした結果、双方が納得できる価格と条件にまとまり、契約することになりました。
売却前の私は、
「高く買ってくれる人が一番良い買主さん。」
と思っていました。
もちろん価格は大切です。
でも今回、実際に契約してみると、引渡しまで無理なく進められることも同じくらい大切でした。
もし「200万円値引き」という数字だけを見て、その場で断っていたら、この契約はなかったと思います。
条件を全部並べてから判断する。
それだけで、同じ購入申込みの見え方がずいぶん変わることを知りました。
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西宮市南甲子園二丁目の戸建は、以前私たち家族が住んでいた家でした。
転居をきっかけに法人へ貸すことになり、それから10年以上、賃貸物件として所有していました。
入居者の方から退去の連絡をいただいた時、最初はまた賃貸募集をするつもりでした。
ただ、私たちも50代になり、
「この先も修繕しながら大家を続けるのか。」
と夫婦で話すようになりました。
そこで売却も検討することになりました。
退去後、久しぶりに室内へ入って驚きました。
壁紙には汚れがあり、床にも傷があります。
水回りにも年数なりの使用感がありました。
10年以上貸していたのですから当然なのですが、自分たちが住んでいた頃の印象が残っていたため、
「こんなに古くなったんだ。」
と少しショックでした。
リフォーム会社へ相談すると、いろいろ直したくなります。
キッチン。
浴室。
洗面台。
トイレ。
クロス。
床。
見積金額を見ながら、
「ここまでやらないと売れないのかな。」
と悩みました。
そこでインフィニティエステートさんへ相談しました。
現地を見てもらったところ、
「全部新品にする前に、売却のために必要な修繕と、購入される方の判断に任せられる部分を分けて考えましょう。」
と言われました。
設備についても、古いという理由だけで交換するのではなく、現在の状態を一つずつ確認していただきました。
私たちは、売るなら新築のようにきれいにしないといけないと思い込んでいました。
最終的には必要な範囲の補修や清掃を行い、大規模な全面リフォームはせずに販売しました。
内覧されたご家族の中には、
「キッチンは自分たちで選びたい。」
「床も入居前に好みのものへ変えたい。」
という方もいました。
最終的に購入してくださったご家族も、入居前に自分たちでリフォームする計画を立てておられました。
価格交渉はありましたが、私たちが先に大きな工事費を負担することなく、納得できる条件で契約できました。
10年以上貸していた家なので、退去した瞬間は傷んだところばかり目につきました。
でも、「全部直す」のではなく、「何を直す必要があるのか」を考えてもらえたことで、無駄な工事をせず売却できたと思っています。
相続手続き自体は終わっていたのですが、マンションだけは1年以上そのままでした。
理由は、母の荷物です。
食器棚には普段使っていたお皿が残り、クローゼットには洋服、押し入れには布団や昔のアルバム。
冷蔵庫やテレビなどの家電もそのままでした。
最初は、
「少しずつ片付ければいい。」
と思っていました。
ところがマンションへ行くたび、母が生活していた時のままの部屋を見ると手が止まりました。
洋服を一枚処分するだけでも、
「これは母がよく着ていたな。」
と思い出してしまいます。
結局、何もできずに帰った日もありました。
それでも管理費や修繕積立金、固定資産税などはかかります。
誰も住んでいない部屋のために支払いだけが続き、
「そろそろ売らないと。」
とは思っていました。
ただ私は、室内を全部空にして、きれいにしてからでなければ不動産会社には相談できないと思い込んでいました。
インフィニティエステートさんへ相談した時も、
「まだ荷物がいっぱい残っているんですが……。」
と最初に伝えました。
すると、
「その状態で一度見せてください。売却するために何を先にする必要があるのか、一緒に整理しましょう。」
と言っていただきました。
現地を見てもらい、まず家族で残したい物を選ぶことになりました。
写真。
アルバム。
母の手紙。
アクセサリー。
思い入れのある食器。
「処分する物」から考えるのではなく、「残したい物」から選んだことで、少しずつ整理できるようになりました。
その後、売却に向けて必要な範囲で家財を整理し、芦屋浜町アーバンライフの販売を開始しました。
内覧に来られたご夫婦から購入申込みをいただき、無事に契約することができました。
今振り返ると、1年間動けなかった最大の理由は、マンションが売れないからではありませんでした。
「全部片付けてから相談しなければいけない。」
と自分で最初のハードルを高くしていたからだと思います。
母の物を整理する時間も取れましたし、最後は納得して部屋を引き渡すことができました。
もっと早く相談だけでもしておけばよかった。
それが今回の売却を終えた今、一番感じていることです。