お客様の声
【西宮市神原|60代|「父から相続した家だと思っていたら、登記は30年前に亡くなった祖父のままでした」相続戸建売却事例|AFH様】
担当:片岡 弘記
担当者より
今回の売却相談で、査定価格より先に確認したものがあります。
**不動産の登記名義です。**
売主様は「父から相続した実家」と認識されていました。
しかし登記情報を確認すると、所有者として記録されていたのは、以前に亡くなられたお祖父様でした。
長年その家に住んでいること。
固定資産税を支払っていること。
家族の中で「父の家」と認識されていること。
これらと、不動産登記上の名義が必ず一致しているとは限りません。
今回のような場合、まず必要なのは、
**「現在の売却価格はいくらか」ではなく、「誰がどのような権利を持っているのか」を整理することです。**
そこで司法書士とも連携し、相続関係や必要となる手続きを確認していただきました。
不動産会社が相続登記の法律判断を代わりに行うものではありません。
専門的な確認が必要な部分は、司法書士等の専門家へつなぎながら、私たちはその後の不動産売却が円滑に進められるよう準備します。
特に何世代も名義変更されていない不動産では、相続関係者が増えている場合があります。
そのため、
「売ると決めてから確認すればいい。」
ではなく、売却を考え始めた段階で登記を確認しておくことが重要です。
また、2024年4月1日から相続登記は義務化されています。
過去に発生した相続についても制度上の確認が必要になる場合がありますので、具体的な手続きについては司法書士などの専門家へ相談することをおすすめしています。
今回の西宮市神原の戸建売却は、販売活動から始まった案件ではありません。
祖父の代から残っていた権利関係を確認し、必要な手続きを整え、その後にようやく一般市場での販売へ進みました。
**不動産売却のスタート地点は、査定額を出すこととは限りません。**
「この不動産を誰が売却できる状態なのか。」
そこを正しく確認することが、安心できる売買契約への第一歩になるケースもあります。
他のお客様の声
-
西宮市若草町一丁目の土地は、父が長年、月極駐車場として貸していました。
私が子どもの頃から駐車場だったので、
「この土地は駐車場として持っておくもの。」
という感覚がありました。
父から引き継いだ後も、そのまま経営を続けました。
以前はほとんどの区画が埋まっていたのですが、少しずつ空きが出るようになりました。
募集すると新しい契約が決まることもあります。
ただ、また別の車が解約になる。
そんな状態が続きました。
駐車場なので建物のような大きな修繕はありませんが、清掃や雑草、ライン、契約管理など、細かなことはあります。
私も60代になり、
「あと10年、20年と自分で管理するのかな。」
と考えるようになりました。
子どもたちに聞いても、
「将来、駐車場経営を引き継ぐつもりはない。」
という返事でした。
そこでインフィニティエステートさんへ相談しました。
最初は、
「空き区画を埋める方法を相談しよう。」
くらいの気持ちでした。
ところが土地の場所や形状、周辺環境を見てもらった後、
「駐車場として持ち続ける場合と、土地として売却する場合の両方を比較してみませんか。」
と言われました。
そこで初めて「売却」という選択肢を現実的に考えました。
現在の賃料収入。
固定資産税などの負担。
今後の管理。
土地として売却した場合の想定価格。
それぞれを整理してもらいました。
もちろん、持ち続ければ今後も賃料収入が入る可能性があります。
そのため、
「売るのはもったいないかな。」
と何度も考えました。
一方で、子どもが引き継がない土地を、私がいつまで管理するのかという問題も残ります。
家族で話し合った結果、
「元気なうちに自分で整理しておこう。」
と売却を決めました。
駐車場の契約状況を確認しながら販売準備を進め、最終的には住宅用地として検討されていた方とのご縁がまとまりました。
契約が終わった後、土地を見に行きました。
ずっと駐車場だった場所なので、少し寂しい気持ちはありました。
でも、
「父から預かっていた土地の次を、自分で決められた。」
という気持ちの方が大きかったです。
収入がある不動産だから持ち続ける。
以前はそれしか考えていませんでした。
今回、持つことにもコストや管理があると分かり、売却まで含めて考えられたことが良かったと思っています。
-
芦屋市西山町の「パーク・ハイム芦屋三条町ヒルズ」を売却したのは、子どもたちが独立し、夫婦二人には少し広く感じるようになったためです。
長く暮らしたマンションでしたので、できれば納得できる価格で売りたいと思っていました。
販売開始から何組か内覧があり、その中のご夫婦から購入申込みをいただきました。
喜んだのも束の間、提示された価格を見ると、売出価格から200万円の値引き希望でした。
私はすぐに、
「200万円も下げるなら断ります。」
と言いました。
まだ販売を始めてそれほど時間も経っていません。
夫も、
「もう少し待てば、もっと高く買ってくれる人がいるんじゃないか。」
という考えでした。
ところがインフィニティエステートさんから、
「価格だけで返事をする前に、申込み条件を全部確認してみませんか。」
と言われました。
そこで初めて、価格以外の条件を詳しく聞きました。
買主様の資金計画。
契約を希望されている時期。
引渡し時期。
室内に残す予定だった設備などの扱い。
私たちの住み替え予定との相性。
一つずつ見ていくと、こちらにとって都合の良い条件も含まれていました。
特に助かったのが引渡し時期です。
私たちは新居の準備に少し時間が必要だったため、急いで退去する必要がない条件でした。
また買主様がこの部屋をかなり気に入ってくださっていることも、内覧時の様子から聞いていました。
それでも200万円をそのまま受け入れるのではなく、こちらから条件を提示して再度調整していただきました。
何度かやり取りした結果、双方が納得できる価格と条件にまとまり、契約することになりました。
売却前の私は、
「高く買ってくれる人が一番良い買主さん。」
と思っていました。
もちろん価格は大切です。
でも今回、実際に契約してみると、引渡しまで無理なく進められることも同じくらい大切でした。
もし「200万円値引き」という数字だけを見て、その場で断っていたら、この契約はなかったと思います。
条件を全部並べてから判断する。
それだけで、同じ購入申込みの見え方がずいぶん変わることを知りました。
-
西宮市南甲子園二丁目の戸建は、以前私たち家族が住んでいた家でした。
転居をきっかけに法人へ貸すことになり、それから10年以上、賃貸物件として所有していました。
入居者の方から退去の連絡をいただいた時、最初はまた賃貸募集をするつもりでした。
ただ、私たちも50代になり、
「この先も修繕しながら大家を続けるのか。」
と夫婦で話すようになりました。
そこで売却も検討することになりました。
退去後、久しぶりに室内へ入って驚きました。
壁紙には汚れがあり、床にも傷があります。
水回りにも年数なりの使用感がありました。
10年以上貸していたのですから当然なのですが、自分たちが住んでいた頃の印象が残っていたため、
「こんなに古くなったんだ。」
と少しショックでした。
リフォーム会社へ相談すると、いろいろ直したくなります。
キッチン。
浴室。
洗面台。
トイレ。
クロス。
床。
見積金額を見ながら、
「ここまでやらないと売れないのかな。」
と悩みました。
そこでインフィニティエステートさんへ相談しました。
現地を見てもらったところ、
「全部新品にする前に、売却のために必要な修繕と、購入される方の判断に任せられる部分を分けて考えましょう。」
と言われました。
設備についても、古いという理由だけで交換するのではなく、現在の状態を一つずつ確認していただきました。
私たちは、売るなら新築のようにきれいにしないといけないと思い込んでいました。
最終的には必要な範囲の補修や清掃を行い、大規模な全面リフォームはせずに販売しました。
内覧されたご家族の中には、
「キッチンは自分たちで選びたい。」
「床も入居前に好みのものへ変えたい。」
という方もいました。
最終的に購入してくださったご家族も、入居前に自分たちでリフォームする計画を立てておられました。
価格交渉はありましたが、私たちが先に大きな工事費を負担することなく、納得できる条件で契約できました。
10年以上貸していた家なので、退去した瞬間は傷んだところばかり目につきました。
でも、「全部直す」のではなく、「何を直す必要があるのか」を考えてもらえたことで、無駄な工事をせず売却できたと思っています。
私たち兄弟はすでにそれぞれ自宅を持っており、実家へ戻って暮らす予定はありませんでした。
そのため、
「相続手続きが終わったら売却しよう。」
と比較的簡単に考えていました。
ところが、売却の相談を始めたところで思いがけないことが分かりました。
土地と建物の登記名義が父ではなく、30年ほど前に亡くなった祖父のままだったのです。
最初は何かの間違いだと思いました。
父はずっとこの家に住み、固定資産税も払っていました。
私たち兄弟も当然、
「父の家」
だと思っていました。
インフィニティエステートさんから登記について説明を受け、
「このまますぐに売却活動を始めるのではなく、まず相続関係を確認しましょう。」
と言われました。
そこから、父の兄弟なども含めて相続関係を確認することになりました。
正直、
「家を1軒売るだけなのに、こんなに確認することがあるのか。」
と思いました。
昔の書類を探したり、兄弟で記憶をたどったり。
自分たちだけでは分からないことも多かったため、司法書士の先生にも相談しました。
一番心配だったのは、親族間で話がまとまらなかったらどうなるのかということでした。
幸い、事情を説明すると親族も協力してくれました。
必要な手続きを一つずつ進め、ようやく売却へ向けた準備が整いました。
その間、インフィニティエステートさんには不動産の査定や販売方法についても並行して相談していました。
手続きが整ってから販売を開始し、最終的には西宮市内で戸建を探していたご家族に購入していただきました。
契約が終わった時より、決済の日に買主さんへ鍵を渡した時の方が、
「やっと全部終わった。」
という気持ちが強かったです。
もし登記を確認せずに、
「早く売りに出しましょう。」
と進めていたら、途中で止まっていたと思います。
今回の経験で、相続したから自動的に自分の名義になっているわけではないことを初めて知りました。
父の家を整理するだけのつもりでしたが、祖父の代から続いていた不動産の手続きを、私たちの代でようやく整理できたように感じています。