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【西宮市神原|60代|「父から相続した家だと思っていたら、登記は30年前に亡くなった祖父のままでした」相続戸建売却事例|AFH様】

担当:片岡 弘記

父が亡くなり、西宮市神原の実家を売却することになりました。

私たち兄弟はすでにそれぞれ自宅を持っており、実家へ戻って暮らす予定はありませんでした。

そのため、

「相続手続きが終わったら売却しよう。」

と比較的簡単に考えていました。

ところが、売却の相談を始めたところで思いがけないことが分かりました。

土地と建物の登記名義が父ではなく、30年ほど前に亡くなった祖父のままだったのです。

最初は何かの間違いだと思いました。

父はずっとこの家に住み、固定資産税も払っていました。

私たち兄弟も当然、

「父の家」

だと思っていました。

インフィニティエステートさんから登記について説明を受け、

「このまますぐに売却活動を始めるのではなく、まず相続関係を確認しましょう。」

と言われました。

そこから、父の兄弟なども含めて相続関係を確認することになりました。

正直、

「家を1軒売るだけなのに、こんなに確認することがあるのか。」

と思いました。

昔の書類を探したり、兄弟で記憶をたどったり。

自分たちだけでは分からないことも多かったため、司法書士の先生にも相談しました。

一番心配だったのは、親族間で話がまとまらなかったらどうなるのかということでした。

幸い、事情を説明すると親族も協力してくれました。

必要な手続きを一つずつ進め、ようやく売却へ向けた準備が整いました。

その間、インフィニティエステートさんには不動産の査定や販売方法についても並行して相談していました。

手続きが整ってから販売を開始し、最終的には西宮市内で戸建を探していたご家族に購入していただきました。

契約が終わった時より、決済の日に買主さんへ鍵を渡した時の方が、

「やっと全部終わった。」

という気持ちが強かったです。

もし登記を確認せずに、

「早く売りに出しましょう。」

と進めていたら、途中で止まっていたと思います。

今回の経験で、相続したから自動的に自分の名義になっているわけではないことを初めて知りました。

父の家を整理するだけのつもりでしたが、祖父の代から続いていた不動産の手続きを、私たちの代でようやく整理できたように感じています。

担当者より

今回の売却相談で、査定価格より先に確認したものがあります。

**不動産の登記名義です。**

売主様は「父から相続した実家」と認識されていました。

しかし登記情報を確認すると、所有者として記録されていたのは、以前に亡くなられたお祖父様でした。

長年その家に住んでいること。

固定資産税を支払っていること。

家族の中で「父の家」と認識されていること。

これらと、不動産登記上の名義が必ず一致しているとは限りません。

今回のような場合、まず必要なのは、

**「現在の売却価格はいくらか」ではなく、「誰がどのような権利を持っているのか」を整理することです。**

そこで司法書士とも連携し、相続関係や必要となる手続きを確認していただきました。

不動産会社が相続登記の法律判断を代わりに行うものではありません。

専門的な確認が必要な部分は、司法書士等の専門家へつなぎながら、私たちはその後の不動産売却が円滑に進められるよう準備します。

特に何世代も名義変更されていない不動産では、相続関係者が増えている場合があります。

そのため、

「売ると決めてから確認すればいい。」

ではなく、売却を考え始めた段階で登記を確認しておくことが重要です。

また、2024年4月1日から相続登記は義務化されています。

過去に発生した相続についても制度上の確認が必要になる場合がありますので、具体的な手続きについては司法書士などの専門家へ相談することをおすすめしています。

今回の西宮市神原の戸建売却は、販売活動から始まった案件ではありません。

祖父の代から残っていた権利関係を確認し、必要な手続きを整え、その後にようやく一般市場での販売へ進みました。

**不動産売却のスタート地点は、査定額を出すこととは限りません。**

「この不動産を誰が売却できる状態なのか。」

そこを正しく確認することが、安心できる売買契約への第一歩になるケースもあります。

片岡 弘記

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