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【西宮市大森町|60代|「このブロック塀、うちの物だと思っていたら隣の方も“うちの塀です”と言われました」築古戸建売却事例|AFL様】

担当:片岡 弘記

西宮市大森町の自宅を売却することになったのは、子どもの近くへ引っ越すことを決めたためです。

30年以上暮らした戸建で、建物も古くなっていました。

最初は、

「古い家だから、解体して土地にした方が売りやすいのかな。」

と考えていました。

その話をインフィニティエステートさんへしたところ、解体を決める前に敷地周辺を確認していただくことになりました。

そこで話題になったのが、隣家との間にあるブロック塀でした。

私たちはずっと自分の家の塀だと思っていました。

父の代からあったため、特に疑ったこともありません。

ところが担当の方から、

「この塀はどちらの所有か分かる資料がありますか?」

と聞かれました。

昔の測量図などを探しましたが、私にはよく分かりませんでした。

そこで隣の方にも話をすると、

「これはうちの塀だと思っています。」

と言われました。

驚きました。

30年以上お隣同士で暮らしてきたのに、ブロック塀について話したことなど一度もなかったからです。

「もし勝手に解体していたらどうなっていたんだろう。」

と思うと怖くなりました。

そこから境界に関する資料や現地の状況を確認していただき、必要な部分については専門家にも相談しながら整理することになりました。

お隣の方とも、

「売却するので、今のうちにお互い確認しておきましょう。」

と話すことができました。

最初は少し気まずくなるのではと心配していましたが、長年お付き合いのある方だったこともあり、落ち着いて話ができました。

その後、建物をどう扱うかも含めて販売方法を決めました。

購入を検討された方からも境界付近について質問がありましたが、その時には確認した内容を説明できました。

最終的に購入申込みをいただき、無事に売却することができました。

今回一番感じたのは、

「長く住んでいるから、自分の家のことは全部分かっている。」

と思ってはいけないということです。

毎日見ていたブロック塀なのに、売却するまで所有について考えたこともありませんでした。

解体を急ぐ前に確認してもらえて、本当に良かったと思っています。

担当者より

今回、売主様から最初にいただいたご相談は、

「建物を解体してから売った方がいいですか?」

というものでした。

しかし現地を確認した段階で、解体より先に整理しておきたい箇所がありました。

隣地との間にあるブロック塀です。

不動産売却では「境界確認」という言葉をよく使います。

ただ、境界線の位置だけ確認すれば十分とは限りません。

その付近に、

ブロック塀。

フェンス。

擁壁。

排水設備。

樹木。

物置などがあれば、**それが誰の所有・管理に属するものなのか**も売買に影響することがあります。

今回、売主様は長年ご自身の塀だと認識されていました。

一方、隣地所有者様にも異なる認識がありました。

このような状態で、

「古いから撤去してしまいましょう。」

と工事を先行させることは避けるべきです。

そこで既存資料と現況を確認し、専門的な判断が必要な部分については土地家屋調査士等への確認も検討しながら、隣地所有者様との認識を整理していきました。

ここで大切なのは、

**「どちらが正しいか」を不動産会社が勝手に決めることではありません。**

資料や現況を確認し、必要に応じて専門家の判断を得ながら、売却前に不明点を減らしていくことです。

特に築年数の経過した戸建では、現在の所有者様が購入された時より前から存在する構造物もあります。

「昔からここにある。」

という事実だけでは、所有関係まで判断できないケースがあります。

今回の西宮市大森町の戸建売却では、ブロック塀を撤去することが解決ではありませんでした。

**誰のものか分からない状態のまま次の所有者へ引き継がないこと。**

そこを販売前に整理できたことが重要だったと考えています。

中古戸建や土地の売却では、建物の中だけでなく、敷地の端まで確認する。

小さく見える構造物が、契約前の大切な確認事項になることもあります。

片岡 弘記

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