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【西宮市鳴尾町3丁目|60代|「息子が店を継がない」と分かった日から始まった店舗兼住宅の売却事例|XM様】

担当:片岡 沙織

鳴尾町3丁目で、30年以上商売を続けてきました。

1階が店舗、上階が住居です。

朝、シャッターを開ける音から一日が始まり、夜に店の灯りを消して上の自宅へ戻る。

それが私たち夫婦の生活でした。

心のどこかでは、

「いつか息子が店を継いでくれるかもしれない。」

と思っていました。

息子に強く言ったことはありません。

ただ、家族で食事をしていた時、将来の話になり、息子から、

「自分は今の仕事を続けたい。でも、お父さんたちの店をどうするかは一緒に考えたい。」

と言われました。

少し寂しい気持ちはありました。

しかし同時に、息子が自分の人生を大切にしていることも嬉しく感じました。

そこで初めて、店舗を閉めた後の不動産について具体的に考え始めました。

インフィニティエステートさんへ相談すると、店舗として引き継ぐ方法、店舗兼住宅として販売する方法、建物を活用したい事業者へ情報を届ける方法などを説明してくださいました。

私たちが驚いたのは、一般の住宅とは購入を検討する方が違うということでした。

販売開始後、独立開業のために店舗付き物件を探していた方からお問い合わせがありました。

内覧の日、その方は店内を何度も見ながら、

「ここなら、自分が考えている店ができそうです。」

と話されました。

その表情を見た時、昔この場所で商売を始めた頃の自分を思い出しました。

契約後、最後に店のシャッターを閉めた時は、やはり寂しかったです。

しかし、その向こうで次の商売が始まると思うと、不思議と前向きな気持ちになれました。

息子が店を継がなかったことで、家族の歴史が終わったわけではありません。

私たちが育てた場所を、次に挑戦する方へ渡すことができた。

今では、それも一つの事業承継だったと思っています。

担当者より

この度は西宮市鳴尾町3丁目の店舗兼住宅売却をお任せいただきありがとうございました。

店舗兼住宅や事業用不動産の売却では、一般的な戸建住宅とは異なる購入希望者層への情報発信が重要です。

今回は住宅としての利用だけでなく、独立開業や店舗移転を検討されている事業者様も想定し、建物の使い方が伝わる販売活動を行いました。

後継者がいない店舗では、閉店後の不動産をどうするかが大きな課題になることがあります。

売却・賃貸・建物活用などの選択肢を比較し、所有者様の今後の生活と事業の終了時期を考えながら進めることが大切です。

長年地域で営業されてきた場所を、新たに開業を目指す買主様へ引き継ぐことができた、印象深い事業用不動産のご成約事例となりました。

片岡 沙織

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