
【2026年最新】西宮市で空き家を相続したらリスクは?売却や管理の方法も紹介
西宮市で相続した空き家を放置すると、建物の劣化、固定資産税の増加、近隣への損害賠償などのリスクが高まります。相続登記を済ませ、市の相談窓口も活用しながら、売却や活用を早めに検討しましょう。
空き家を相続した方の中には、「何もせずそのままにしておいても大丈夫だろうか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、空き家を長く放置することには、さまざまなリスクがあります。
本記事では、西宮市で相続した空き家を放置した場合に起こりうるリスク、西宮市の相談窓口、リスクを避けるための対応策、空き家と向き合うときの手順を順に解説します。ご自身とご家族の大切な資産を守るために、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 相続した空き家を放置したときの、劣化・税金・法的責任のリスク
- 西宮市の空き家に関する相談窓口と、相談できる内容
- 売却・解体・管理委託など、放置リスクを避けるための対応策と進め方
よくある質問
相続した空き家を放置すると、どんなリスクがありますか?
建物の劣化による資産価値の低下、固定資産税の負担の増加、倒壊などで近隣に被害を与えた場合の損害賠償責任、相続登記をしない場合の過料などのリスクがあります。
詳細はこちらの見出しへ!▼西宮市で空き家について相談できる窓口はどこですか?
空き家の適正管理や危険な空き家は西宮市建築安全課、専門家への相談はNPO法人空き家相談センターの電話相談や、市役所での対面相談(毎月第3金曜)が利用できます。
詳細はこちらの見出しへ!▼空き家の放置リスクを避けるには、どうすればよいですか?
相続登記を済ませたうえで、そのまま売却する、解体して土地を売る、リフォームして活用する、管理を委託するといった方法から、状況に合うものを選びましょう。
詳細はこちらの見出しへ!▼相続した空き家への対応は、何から始めればよいですか?
建物の状態と登記の名義を確認する「現状把握」から始め、固定資産税や維持費を試算したうえで、市の窓口や専門家に相談して方針を決めましょう。
詳細はこちらの見出しへ!▼相続した空き家を放置すると生じる主なリスク
空き家を放置すると、「資産価値の低下」「税負担の増加」「法的な責任」の3つのリスクが重なっていきます。それぞれの内容を確認しましょう。
- 人が住まない家は劣化が早く、資産価値が下がる
- 市から勧告を受けると、土地の固定資産税が最大で6倍程度になる
- 近隣に被害を与えれば損害賠償責任、相続登記を怠れば過料の対象になる
詳しく解説していきます!
人が住まない家は劣化が早く、資産価値が下がっていきます
人が住まなくなった家は、換気や通水がされないため、劣化が早く進みます。湿気やカビ、木材の腐食、配管の傷み、雨漏りなどが起こりやすくなり、建物の価値が下がる原因になります。
劣化が進むと、売却するときに修繕や解体が必要になり、手取りが減ることもあります。放置する期間が長いほど、売却や活用の選択肢が狭まることを意識しておきましょう。
市から勧告を受けると、土地の固定資産税が最大で6倍程度になります
空き家を相続すると、固定資産税や都市計画税は相続人が負担し続けることになります。さらに、管理が不十分な状態が続き、市から「特定空家等」や「管理不全空家等」として勧告を受けると、住宅が建つ土地の固定資産税を軽くする特例(住宅用地特例)の対象から外れます。
住宅用地特例では、200㎡以下の部分の固定資産税の課税標準が6分の1に軽減されています。勧告によってこの特例が外れると、土地の固定資産税が最大で6倍程度に増えるおそれがあります。
近隣に被害を与えれば損害賠償責任、相続登記を怠れば過料の対象になります
空き家の屋根や外壁が崩れて通行人や隣家に被害を与えた場合、所有者として損害賠償責任を問われる可能性があります。草木の越境や不法侵入、放火などのトラブルの原因になることもあります。
また、2024年4月1日から相続登記が義務化され、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に申請が必要です。正当な理由なく期限を過ぎると、10万円以下の過料が科される場合があります。
空き家を放置した場合の3つのリスク
- 建物の劣化:湿気・カビ・腐食・配管の傷み・雨漏りで資産価値が下がる。早めの対応が重要
- 税負担の増加:固定資産税などの負担が続き、勧告を受けると住宅用地特例が外れる
- 法的な責任:近隣への損害賠償、相続登記をしない場合の過料。期限内の手続きと適切な管理が必要
西宮市の空き家の相談窓口を知っておく
西宮市では、相談内容に応じて複数の窓口が用意されています。専門家への相談と市の担当課を使い分けましょう。
- 相続・登記・売買などの専門的な相談は、NPO法人空き家相談センターへ
- 空き家の管理や危険な空き家の相談は、西宮市建築安全課へ
- 空き家対策の冊子・動画は、西宮市すまいづくり推進課が案内している
詳しく解説していきます!
相続・登記・売買などの専門的な相談は、NPO法人空き家相談センターに相談できます
遺品整理、応急修理、改修、解体、管理、境界、相続、登記、売買、利活用など、空き家に関する専門的な相談は、NPO法人空き家相談センターの相談員に相談できます。
- 対面相談(市民生活相談):毎月第3金曜日の午前9時30分〜正午(受付は午前11時30分まで)。予約不要・先着順で、市役所本庁舎1階の市民相談課から入る2階の相談室で行われる
- 電話相談:NPO法人空き家相談センター(電話0797-81-3236)。午前10時〜午後5時(日曜・祝日を除く)
空き家の管理や危険な空き家の相談は、西宮市建築安全課が担当です
空き家の適正な管理や、倒壊のおそれがあるなど危険な空き家、空き家の樹木・雑草についての相談は、西宮市建築安全課が担当しています。
西宮市の空き家・空き地に関する担当課
- 建築安全課:空き家の適正管理、危険な空き家、空き家の樹木・雑草(電話0798-35-3483/平日9時〜17時30分)
- 環境衛生課:空き地の適正管理、空き地の樹木・雑草(電話0798-35-0002/平日8時30分〜17時)
- すまいづくり推進課:空き家対策の冊子・動画、空家等対策計画など(電話0798-35-3778/平日9時〜17時30分)
西宮市ホームページの「空き家に関する相談窓口」の情報にもとづいて記載しています。受付時間などは変わる場合があるため、事前にご確認ください。
冊子・動画などの情報も、空き家の方針を考える参考になります
西宮市すまいづくり推進課では、空き家対策に関する冊子や動画を案内しています。空き家を放置しないための考え方や、活用・売却の選択肢を知る手がかりになります。
なお、西宮市は現時点で「空家等管理活用支援法人」の指定は行っておらず、市とNPOなどが協定などにもとづいて連携して空き家対策に取り組んでいます。まずは相談内容に合った窓口に問い合わせ、必要に応じて専門家につないでもらうとよいでしょう。
放置リスクを避けるための具体的な対応策
放置リスクを避けるには、相続登記を済ませたうえで、空き家をどうするかを決めて実行することが大切です。主な対応策は次の3つです。
- まずは相続登記を済ませ、売却や活用ができる状態にする
- そのまま売る・解体して売る・リフォームして活用するから選ぶ
- すぐに決められない場合は、管理を委託して劣化を防ぐ
詳しく解説していきます!
まずは相続登記を済ませ、売却や活用ができる状態にしましょう
空き家をどうするにしても、まず相続登記で名義を相続人に変更しておく必要があります。名義が亡くなった方のままでは、売却も賃貸もできないためです。
相続登記は不動産登記法の改正によって義務化され、取得を知った日から3年以内の申請が必要です。相続人が複数いる場合は、遺産分割協議で誰が空き家を引き継ぐかを早めに決めておきましょう。
そのまま売る・解体して売る・リフォームして活用するから選びましょう
空き家の状態や今後の利用予定に応じて、次のような選択肢があります。
- そのまま売却する:解体費用をかけずに手放せる。建物が古い場合は、土地として評価されることも多い
- 解体して土地を売る:買主が利用しやすくなり、売りやすくなる場合がある。ただし解体費用がかかり、更地にすると翌年から住宅用地特例が外れる点に注意
- リフォームして活用する:自分たちで住む、賃貸に出すなど。費用と収支を慎重に検討する
親が一人で住んでいた家を売る場合、一定の要件を満たせば、譲渡所得から最大3,000万円(相続人が3人以上なら1人あたり2,000万円)を差し引ける「空き家の3,000万円特別控除」を使える可能性があります。2027年12月31日までの売却が対象で、相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売るなどの要件があるため、売却を考えるなら早めに確認しましょう。
すぐに決められない場合は、管理を委託して劣化を防ぎましょう
遠方に住んでいる、家族の意見がまとまらないなど、すぐに方針を決められない場合もあります。その場合は、空き家の管理を専門の業者に委託し、定期的な換気・通水・清掃や見回りをしてもらうことで、劣化やトラブルを防げます。
あわせて、家財の片付けを代行サービスに依頼しておくと、売却や活用を決めたときにすぐに動けます。管理はあくまで「方針を決めるまでの時間を確保する手段」と考え、いつまでに方針を決めるかも家族で話し合っておきましょう。
相続した空き家と向き合うときの手順
相続した空き家への対応は、「現状把握」「費用と税金の試算」「相談窓口の活用」の順に進めると、迷わずに方針を決めやすくなります。
- 建物の状態と、登記の名義を確認する
- 固定資産税や維持費、売却した場合の税金を試算する
- 西宮市の窓口や専門家に相談して、方針を決める
詳しく解説していきます!
まずは建物の状態と、登記の名義を確認しましょう
最初に行うのは、空き家の「現状把握」です。築年数や、屋根・外壁の傷み、雨漏りの有無などの建物の状態を確認しましょう。
あわせて、登記事項証明書で名義を確認します。名義が亡くなった方のままだったり、さらに前の世代のままだったりすると、売却や賃貸の前に相続登記が必要になります。名義の状況を早めに明らかにしておきましょう。
固定資産税や維持費、売却した場合の税金を試算しましょう
次に、空き家を持ち続けた場合の固定資産税・都市計画税、修繕や管理にかかる維持費を試算します。毎年届く固定資産税の納税通知書を見れば、現在の税額を確認できます。
売却を考える場合は、査定で価格の目安を知り、譲渡所得税や諸費用を差し引いた手取りも試算しましょう。持ち続ける負担と、売却した場合の手取りを比べることで、方針を決めやすくなります。正確な金額は、税理士や不動産の専門家に相談すると把握しやすくなります。
西宮市の窓口や専門家に相談して、方針を決めましょう
現状と費用を把握したら、西宮市の窓口や専門家に相談し、次の行動を決めます。
相続した空き家と向き合う3つの手順
- 現状把握:築年数・傷みの状況・登記の名義を整理する
- 費用と税金の試算:固定資産税、維持費、売却時の手取りを試算する
- 相談窓口の活用:建築安全課やNPO法人空き家相談センター、不動産会社・税理士などに相談する
行動が早いほど、リスクを抑えられます。特に最初の「現状把握」をしっかり行うことで、その後の相談もスムーズに進みます。
まとめ|相続した空き家は「放置しない」ことが最大の対策です
相続した空き家を放置すると、建物の価値が下がるだけでなく、税金や法律上のトラブルにつながることもあります。最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 放置すると、劣化による価値の低下、勧告による固定資産税の増加、損害賠償などのリスクがある
- 西宮市では、建築安全課やNPO法人空き家相談センターなど、相談内容に応じた窓口がある
- 相続登記を済ませ、売却・解体・活用・管理委託から状況に合う方法を選ぶ
- 現状把握→費用と税金の試算→相談の順に、早めに進める
まずは現状の把握と情報収集から始め、早めに対策を進めて、安心して将来に備えましょう。
西宮市の相続した空き家の売却は株式会社インフィニティエステートへ
株式会社インフィニティエステートは、西宮市を中心に阪神間の不動産売却をサポートしている不動産会社です。相続した空き家の売却や活用について、手続きや税金も含めてご相談いただけます。
- 弁護士・税理士・司法書士などの専門家と連携したトータルサポート
- 相続不動産の専門コンサルティング(一般社団法人相続診断協会に加盟)
- 西宮市を中心とした地域密着の売却戦略(芦屋市・尼崎市・宝塚市にも対応)
- 売買仲介・買取・コンサルティングから最適なプランをオーダーメイドで提案
- 阪急神戸本線「夙川」駅から徒歩1分
西宮市の空き家・相続不動産の売却はお気軽にご相談ください
株式会社インフィニティエステート|阪急神戸本線「夙川」駅から徒歩1分|TEL 0798-20-9865
エリアから売買物件を探す
