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【芦屋市翠ケ丘町|芦屋翠ケ丘パーク・マンション|50代|「天井のシミを見つけた時、“これを言ったら売れなくなるのでは”と思いました」相続マンション売却事例|AFQ様】

担当:片岡 沙織

母が亡くなり、芦屋市翠ケ丘町の「芦屋翠ケ丘パーク・マンション」を兄妹で相続しました。

母が一人で暮らしていた部屋です。

私たちは別々に自宅を持っていたので、相談した結果、売却することにしました。

家財を整理している時、妹がリビング近くの天井を見て、

「ここ、こんなシミあった?」

と言いました。

薄い茶色の跡が残っていました。

私は何となく覚えていました。

数年前、母から、

「上から少し水が来たみたいだけど、もう直ったから大丈夫。」

と聞いたことがあったからです。

ただ、詳しいことは何も聞いていませんでした。

いつ起きたのか。

原因は何だったのか。

どこを修理したのか。

母に確認することはもうできません。

兄妹で話していると、

「今は濡れていないんだから、わざわざ言わなくてもいいんじゃない?」

という話にもなりました。

正直、私も天井のシミを説明すれば、買う人が不安になって価格が下がるのではないかと思いました。

インフィニティエステートさんに相談すると、担当の方はシミを確認したうえで、

「分からないまま販売するのではなく、まず確認できるところまで調べましょう。」

と言われました。

管理会社へ問い合わせたり、残っている書類を探したりして、当時の状況を確認していただきました。

調べていくと、過去に上階側からの漏水があり、対応された経緯が確認できました。

その説明を聞いた時は、かなり安心しました。

販売するときも、過去のことを隠すのではなく、分かっている内容を購入希望者の方へ説明していただきました。

内覧された方から、

「現在はどうなっていますか?」

「その後、同じことは起きていますか?」

と質問されたこともありました。

でも事前に確認していたので、その場で曖昧な返事をせずに済みました。

最終的に購入してくださった方にも経緯を説明し、納得いただいたうえで契約することができました。

最初は、

「悪いことを言ったら売れなくなる。」

と思っていました。

でも売却を終えてみると、逆だった気がします。

後から何か分かって心配するより、最初に確認して説明しておく方が、売る側にとっても安心でした。

母のマンションを引き渡した日は寂しさもありましたが、

「分からないことを分からないまま渡さなくて良かった。」

という気持ちが一番残っています。

担当者より

相続不動産の売却では、所有者様自身がその物件について詳しく把握されていないことがあります。

今回も売主様が実際に居住されていたわけではなく、お母様がお住まいだった「芦屋翠ケ丘パーク・マンション」を相続されたケースでした。

そこで見つかったのが、天井に残るシミです。

このような場合に避けたいのが、

**「昔のことだから大丈夫だろう」と推測だけで販売を進めることです。**

一方で、シミがあるという事実だけから現在も雨漏りや漏水が発生していると断定することもできません。

だからこそ最初に行うべきことは、原因を決めつけることではなく、**確認できる事実を集めること**です。

今回は管理会社への確認や残っている資料などから、過去の経緯を整理しました。

そして販売時には、確認できた内容を購入希望者様へ説明しました。

一見すると、マイナス情報を伝えることは売却に不利に思えるかもしれません。

しかし購入する側の立場になると、

「このシミは何ですか?」

という疑問に対して、

「よく分かりません。」

と回答される方が不安は大きくなります。

反対に、過去の経緯と現在確認できている状況が整理されていれば、購入希望者様はその情報を材料に判断できます。

中古不動産には築年数に応じた履歴があります。

大切なのは、**履歴が一切ない物件に見せることではなく、分かっていることと分からないことを整理すること**だと考えています。

今回の芦屋市翠ケ丘町「芦屋翠ケ丘パーク・マンション」の売却では、天井のシミを販売上の弱点として隠すのではなく、買主様が疑問に感じる前に調査しました。

不安材料は、見つかった瞬間が問題なのではありません。

確認できるのに確認しないこと、説明できるのに曖昧なまま進めることが、契約後のトラブルにつながる可能性があります。

**買主様がどこを不安に感じるかを先回りし、売却前に一つずつ整理しておく。**

それは買主様を守るだけではなく、売主様が安心して契約・引渡しを迎えるためにも重要な売却準備です。

片岡 沙織

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