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【西宮市上甲子園二丁目|60代|「もう少し待てば土地の値段が上がるかも。それで2年間、売れずではなく“売らず”にいました」相続した古家付き土地の売却事例|AFR様】

担当:片岡 弘記

西宮市上甲子園二丁目の実家を、父が亡くなった後に弟と相続しました。二人とも自宅があり、実家へ戻る予定はありませんでしたが、父が長く暮らした家だったこともあり、すぐには売却できませんでした。

もう一つ迷った理由が、「あと少し持っていれば土地の価格が上がるかもしれない」という気持ちです。結局、売却しないまま約2年が経ちました。

ところが誰も住んでいなくても、固定資産税はかかります。庭の草は伸び、台風の後には建物が心配になり、時々様子を見に行く必要もありました。弟とは何度も「今年こそどうする?」と話しましたが、結論を先送りしていました。

久しぶりに室内へ入った際、以前より家が傷んだように感じたことをきっかけに、インフィニティエステートさんへ相談しました。

「あと1~2年待てば高く売れますか?」と聞くと、将来の価格は断定できないとのこと。その代わり、固定資産税や草刈り、建物管理、今後の修繕、現地へ通う負担まで整理してくれました。

その時、弟が「値上がりを待っていたというより、決断を先送りしていたのかもしれない」と言いました。私も同じ気持ちでした。

そこで古家付き土地として販売し、最終的に住宅用地として検討された方と契約できました。

引渡し後、「これで実家のことを毎月気にしなくていいんだ」と思った自分に驚きました。

いつ売るのが正解だったかは分かりません。でも私たちにとっては、何となく持ち続ける状態を終わらせ、自分たちで決断できたことが一番良かったと思います。

担当者より

相続不動産の査定でよくいただくのが、「もう少し待てば高く売れますか?」というご質問です。

将来の不動産価格を確実に予測することはできないため、「今すぐ売るべき」「待てば上がる」と断定することはできません。

そこで今回の西宮市上甲子園二丁目の古家付き土地では、査定価格だけでなく、**保有を続けた場合のコストと負担**も整理しました。

空き家でも固定資産税等は必要です。さらに庭木や雑草への対応、建物の換気、台風や大雨後の確認など、数字に表れにくい管理負担もあります。建物状態が今後変化すれば、追加対応が必要になる可能性もあります。

そのため、

「今売却した場合」と「あと1~2年保有した場合」

を比較し、保有コスト、管理する人、将来の利用予定などをご兄弟と確認しました。

大切なのは、値上がりを予測することではありません。

**「待つ」という選択に何が伴うのかを理解したうえで決めることです。**

明確な目的があって保有を続けることも、もちろん選択肢です。一方、「何となく上がるかもしれない」という理由だけで判断を先送りすると、その間も費用と管理は続きます。

今回の売主様は、売却を急がれたのではありません。保有と売却を比較した結果、ご自身で「今売る」と決断されました。

インフィニティエステートでは、相続した土地・空き家の査定価格だけでなく、**「持ち続ける場合」と「売却する場合」の両方を比較すること**を大切にしています。

片岡 弘記

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